印刷 【動画】貞子、次はパソコン画面から出現?/「リング」シリーズの鈴木氏、次回作明かす講演する鈴木光司氏=1日、モスクワ、関根和弘撮影 「貞子がコンピューターの画面から出てきたら、どうなるのか。そんな話になる」。作家の鈴木光司氏が1日、モスクワで講演し、ホラー小説「リング」シリーズの新作「S(エス)」を執筆していることを明らかにした。 「リング」「らせん」と「ループ」の間にあたる2014年の世界が舞台。一連の作品中で、ビデオテープを通じて伝染した貞子の「呪い」が、今回はデータやサービスをインターネットで遠隔利用する「クラウドコンピューティング」を使って拡散するという。 鈴木氏の小説は計6作品がロシア語に翻訳されており、人気を博している。(モスクワ=関根和弘) 関連記事貞子、次はクラウドで増殖? 鈴木光司氏が次回作明かす(12/3)