はやぶさとこまち、長鼻キス! 「長い鼻」同士を連結させたE5系(左奥)とE6系=26日午後10時30分ごろ、仙台市のJR仙台駅 ともに国内最高の時速320キロの走行性能を持つ東北新幹線「はやぶさ」E5系と秋田新幹線「こまち」E6系の連結走行試験が26日夜、仙台―北上間で始まった。本線を使った新型車両同士の連結走行試験は初めて。10両編成のE5系と7両編成のE6系は午後10時半ごろ、連結された状態でJR仙台駅に入り、その後、仙台―北上間を1往復した。 空気抵抗を抑えるための先頭車両のロングノーズは、E5系が約15メートル、E6系が約13メートル。長鼻同士が「合体」したユニークな連結部分を、ホームで待ち構えた鉄道ファンらが写真に収めていた。 E5系は東北新幹線全線開業後の2011年3月から東京―新青森間に順次投入される。E6系は12年度末から東京―秋田間で運行する予定。