本年度アカデミー賞4部門にノミネートされた話題のSF映画『第9地区』のブルーレイ&DVDが8月11日に発売される。ちなみに、この作品の監督を務めるニール・ブロンカンプ監督は大の日本アニメファンで、『第9地区』の随所には、日本アニメからの大きな影響が感じられる。中でも監督は『超時空要塞マクロス』の熱烈なファンで、『第9地区』の作品内でも、『マクロス』に対して様々な形でリスペクトを表明している。 そんなブロンカンプ監督が憧れる『マクロス』において、メカニック作画監督を担当したのが、板野一郎監督。板野監督独特の作画や斬新な演出は、「板野サーカス」と呼ばれ、アニメ界で多くのフォロワーを生んだ。そんな板野監督は、『第9地区』をどのように観ているのだろうか? 海を越えて『第9地区』の中にも宿る「板野サーカス」の遺伝子とは? 板野一郎 『機動戦士ガンダム』(TV版、劇場版)、『伝説巨神イデオン』などに作