PICとマイコンシステムの実際 ■はじめに マイクロチップ社のPICマイコンは、製品としては10年以上前から存在していたが、電子工作 などで一般的に使われるようになったのはつい最近である。私は、トラ技の1995年12月号の 特集「ワンチップ・マイコンで行こう!」で知ったのが最初だった。 なぜ、10年以上前から存在していたのを知っているかというと、たまたま分解掃除していた MacintoshSE30のマウス内部にPICが入っていたのを見たから。「おおっ、PICじゃん!」ってね。 もともとマイクロチップ社は、メモリ(EPROM、EEPROM)を作っていたようだが、個人的には、 PIC以前は全く知らなかった。マイクロチップの製品は見たこともなかった。最近になり、古い PC-9801関係のジャンクを整理していたら、HDDの基板から、マイクロチップ社製のEPROM を発見した。 (次の写真、マイクロ