アフガニスタンのバンデ・アミール湖でボートに乗る人々(2021年10月4日撮影、資料写真)。(c)Bulent KILIC / AFP 【8月29日 AFP】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン(Taliban)は26日、バーミヤン(Bamyan)州にある国立公園への女性の立ち入りを禁止した。これを受け、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は28日、非難する声明を発表した。 立ち入りが禁止されたのは、首都カブール西方175キロに位置するバンデ・アミール(Band-e-Amir)国立公園。崖に囲まれた美しい湖で知られる国内屈指の観光地で、岸辺でくつろいだり、貸しボートをこいだりする人々でいつも混み合っている。 勧善懲悪省は禁止措置について、公園を利用する女性のヒジャブ(頭髪を覆うスカーフ)の着用方法が不適切だったと主張している。 HRWの女性の権利局のヘザー・バー(Heat