ビー・ユー・ジー(BUG)は、名札サイズのデジタルサイネージ端末「Audience.tag」の販売を2010年1月25日に開始した。バッチのように人の服装に貼り付けて使用できるデジタルサイネージ端末で、店舗における商品やサービスの宣伝に使うことを想定している。英国風パブ「HUB」の名古屋市内3店舗で採用されており、同日から店員の胸元に付けたAudience.tagでビール飲料のプロモーションを展開している(写真)。 BUG マーケティング本部 部長の大橋哲也氏は、「店員の胸元で動画が映されると、人は不思議に感じて無意識に目を向けてしまう」とその効果を説明する。HUB以外の事例には、街頭での商品プロモーションにも使われた実績があるという。金融機関における金融商品の宣伝や食品スーパーにおけるお買い得商品の表示など、接客の場があるところが主な利用シーンになる。将来的には無線機能を搭載させることを