麻生太郎首相は14日、米上下両院が景気対策法案の修正案を可決したことについて「アメリカの対策がきちんと早く効果が上がるというのは、ものすごく大きな関心事だった。いい方向が出てくればいいなと、ちょっと期待している」と述べた。 また、1月初めに提出した08年度第2次補正予算の関連法案が参院で審議が続いていることについては「(米国では)国民の求めているものに議員、国会が素早く対応している。あのスピード感はうらやましい。(日本では)野党の反対でいまだにできないから」と、いら立ちをあらわにした。視察先の東京都品川区内で記者団に語った。【木下訓明】