Assembly Programming on KURO-BOX 1
この章の目次 はじめに 玄箱の開発環境 バイナリファイルのコピー 展開 アセンブリ言語とは 解説の範囲 PowerPCの特徴 エンディアン 参考資料 目次 はじめに 玄箱に使用されている CPU は Motorola (freescale) の MPC8241 で PowerPC603eをベースとした組み込み用の CPU です。玄箱は PowerPC のアセンブリプログラミングを試すには、OS として Linux を使っているため、コンパイラやアセンブラといった開発環境が付属した非常に安価に入手できるコンピュータです。 かつてはIBMの RS6000 や PowerMac を購入するしか PowerPC を使えませんでしたが、最近では任天堂のゲームキューブ(IBM Power PC “Gekko”485MHz) に使われており、
PowerPCアセンブリ言語
ただでさえアセンブラに触れない時代なのでPowerPCアセンブリ言語などOSと組み込み開発者以外誰も知らないでしょう。ここは解説ページです。 アセンブリ言語とは アセンブリ言語とは、コンピュータの機械語に対応するニーモニックによって構成される言語である。高級言語は最近では構造化やオブジェクト指向などの機能を持ち、またたくさんの環境でコンパイルができる。一方でアセンブリ言語はそのような機能を持たず、特定のCPUでのみコンパイル可能であるが、CPUの特徴をうまく理解すれば高級言語よりも高速な機械語が作成できる。 オタクを中心とした使用目的としては、コンピュータを支配し、直接動かしている気になれるという感覚である。 PowerPCとは、IBMやMotorolaが開発するCPUである。特徴として、RISC(単純命令セット)がある。CISC(複雑命令セット)が1つの命令で比較的複雑なことを行い、また
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