いよいよ本連載も最終回です。今回はチーム開発の最も基本的な部分、「コーディング標準」に触れていきます。また、いままでで書ききれなかった細かい点も、本稿の最後の方で補足します。 ■ペアプログラミングもコードの共同所有もここから始まる コーディングスタイルには人それぞれ癖や好みがあります。しかし私たちXPer(XP的な人)にとってはコーディングスタイルの癖や好みは邪魔なものになります。各自の好みのコーディングスタイルでコーディングをしているペアプログラミングを想像してください。または、各自の好みのコーディングスタイルでコードを共同所有しているチームを想像してください。コードはフォーマットがバラバラ、個人のコーディングスタイルに足を引っ張られて、コーディングが遅々として進まないことが容易に想像できます。そこでコーディング標準を取り入れて、クラス名やメソッド名の命名規則や、中カッコや改行位置などを
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