これまで、Xenを動かすには繁雑な作業が必要だった。しかし、Fedora Core 5(FC5)には比較的簡単にXenを使用できる仕組みが用意されている。ここでは、FC5上にXen環境を構築して、そのドメインにFC5をゲストOSとしてインストールしてみる。 FC5の場合、Xenはインストール用CD/DVD-ROMからインストールできるが、ここではyumコマンドでインストールする。なお、SELinuxが有効になっているとXenの使用時に問題が生じる。Xenを使用する場合は、[セキュリティレベルの設定]で[SELinux Setting]を[Disabled]にしておく必要がある。