その目的は主として、「そのラインに何も接続されていない状態になった時」に、そのラインの電位を「Hレベル」に固定することにある。 CPU等が、回路からの入力を判断する基準は電圧である。しかしもし、回路がどこにも接続されない状態の場合、その回路のレベルはHかLかはっきりしない、宙に浮いた状態となる。これでは、CPU等は入力がONなのかOFFなのか判断できない。 プルアップは、入力レベルがVCCレベル(Hレベル)であることを明確にするために行なわれ、この目的のためにプルアップ抵抗が取り付けられる。
113.ロータリーエンコーダを使う 2002/11/10 【ソフトウエア編TOPに戻る】 今回はロータリーエンコーダを使ってみましょう。そもそもエンコーダとは電気の世界では一般的に広く使われている言葉で、コード化(符号化)するといった意味になるかと思います。逆にコード化した信号を元に戻すものをデコーダなどとも言います。では、今回のロータリーエンコーダとはなにをコード化するものかというと、ロータリーつまり回転をコード化するものということになるでしょう。 今まで回転角度の検出にはポテンショメータ(可変抵抗器)を用いてきました。ポテンショメータの軸が回転することによって抵抗値が変わり、それによる電圧の変化をA/Dして10ビット程度の数値に変換し、プログラムの処理に利用していました。これも立派なコード化ですが、ロータリエンコーダでは直接デジタル信号で回転の偏移量が出力されます。また、ポテンシ
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