深町秋生先生には、以前の夜トコ00のイベントでお会いして以来というもの、とりあえず全著作を大人買いして、読み始めるタイミングを狙っていました。 ええ、すいません。特に理由はないのですが、深町秋生作品読んでいなかったんです。最近小説を読むことが減っているのは事実ですが、理由ないとか書いている場合か、おれ。 要するに、きのう読み終わって、今まで読んでいなかったことをホント反省しました。 そう!『果てしなき渇き』は超絶に面白い。 帯やアマゾンのレビューなどをちらっとみたのですが、そこに書かれているのはドライブ感とかバイオレンスと言った言葉。 どうしても、だれも深町秋生はうまい!と言わないのか? まず、最初に言うべきことはそれだろ。 そうでなきゃ、このどこまでも救いがない物語の読後感が「生きることの清々しさ」というものになるわけがないのだ。 でだ。深町秋生のうまさというのは何も文章力のことだけじゃ