Webを誰もが使えるものにするために─IBMフェロー 浅川智恵子さんがWebアクセシビリティの進化と最新事情を語る 11月26日(金)、東京・渋谷のLoftworkGroundにて「第2回 だれもが使えるウェブコンクール シンポジウム」が開催された。 「だれもが使えるウェブコンクール」とは、高齢者や障碍者など、より多くの人々や多様な環境からでもアクセスできるWebサイトを選び、表彰する活動である。同シンポジウムは、現在行われている第2回のコンクールに連動し、この活動を啓蒙する集まりとして企画されたもの。 『「だれもが使える」ウェブから、「だれもが必要とする」ウェブへ」』と題された今回のシンポジウムの基調講演は、障碍者向けのアクセシビリティの研究等で知られるIBMフェローの浅川智恵子さんがスピーカーとして登場した。 アクセシビリティは「少数派のための技術」ではない 浅川さんは日