パナソニックは2015年度までの3年間で、半導体や電池など部品事業についても改革を一気に進める。半導体の岡山工場やリチウムイオン電池の中国・天津工場で生産を終了する方針を固めた。浮き沈みの激しいデジタル製品が経営を大きく揺るがす事業構造を見直す。半導体は国内5工場のうち、赤色レーザーなどを手掛ける岡山工場(岡山県備前市)での生産を終了する。発光ダイオード(LED)用半導体を生産する鹿児島県日置
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国内3社のシステムLSI事業統合、「言うは易く行うは難し」:ビジネスニュース 業界動向(1/2 ページ) ルネサス、富士通、パナソニックによるシステムLSI事業統合の報道から1週間が過ぎた。この3社が統合に向けて動き出した引き金は何だったのか。そして、もはや既定路線のように見える事業統合は成功するのだろうか。 「ルネサス エレクトロニクス、富士通セミコンダクター、パナソニックがシステムLSI事業を統合へ」――2012年2月8日の日本経済新聞の報道が半導体業界を駆け巡った。3社のシステムLSIの設計部門を、産業革新機構が出資する設計を専門に行う新会社に統合する一方で、製造部門の運営を、産業革新機構とGLOBALFOUNDRIESが設立する新会社に移管するというものである。2012年3月末までに事業統合の基本合意を目指していることから、関連する企業――親会社であるNEC、日立製作所、三菱電機、
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