きわめて私事であるが、今年度、自分の2人の子どもが高校受験・中学受験の年回りだった。 中学受験の方はしないことにしていたので直接関係なかったのだが、それでも学校や習い事を通じての知り合いの多くが、私立や国立中学、さらには中高一貫の都立を受験させていた。「中学受験は親子の受験」と言われるように、悩み深い話をよく耳にした。もちろん、親の方から。 一方、高校受験は「本人の受験」の度合いが高まるから、こちらはやきもきするのみなのだが、それでも、学校から帰っていったん仮眠してから、深夜まで勉強している様子を見て、「そこまで眠いなら、もっと早く眠ればいいのに。試験は朝だぞ」などと思っていた。12月に、三島さんから「中学生は必要な睡眠時間も長く、しかし、学校は朝早くからある、人生で一番、眠たい年頃」などと教えてもらっていたので、なおさらである。 では、実際のところ、受験と睡眠、もっと一般化した言い方をす