いやまあ、試験なんだけど。 半年、ずっとがんばってきた。 これ勝てなかったら普通に死んでたと思う。 始めた当初は五分五分くらいの確率で、そんなもんで死ぬ生きるが決まるんかと超絶ビビっていた。 一番不安だったのは、「それをやりきれる体調とメンタルなのか?」ってこと。 体調はかなり悪かった、胃潰瘍だった。だけど、薬だけ医者にもらってずっとやってた。 メンタルのほうも、死ぬ生きるの勝負だから、夜も眠れない時がかなりあった。 がしかし、結果を開けてみれば勝ち。 勝ったことがよかったのではないと思う。 勝つ負けるは始めた当初は五分五分だった。(結局試験の結果を見たら圧倒的に勝っていたわけだけど) そうではなく、『俺はやることをやれるんだ、生き死にがかかっていてもやれるんだ』ってのが心底よかった。 負けた時は普通に死んでたから、相当世を恨んでいただろうけど。勝った時は、うれしいとかなかった。 だって、