米首都ワシントンにある最高裁判所前で、中絶禁止に反対する活動家(2018年1月19日撮影、資料写真)。(c)ALEX WONG / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【5月15日 AFP】米アラバマ州議会上院は14日、レイプや近親相姦(そうかん)による妊娠も含め、中絶をほぼ全面的に禁止するという全米で最も厳しい法案を可決した。 法律が成立すれば、中絶手術は犯罪とみなされ、手術を行った医師には10年以上99年以下の禁錮刑が言い渡される可能性もある。中絶が例外的に認められるのは、母体の生命が危険にさらされている場合、または胎児が致死的な状態にある場合に限定される。 法案可決を受けて米国自由人権協会(ACLU)は、「これはレイプや近親相姦の被害者の身体に関する自己決定をさらに奪って出産を強制することにより、被害者らを罰する法案だ」と断じ、法律の施行阻止を目指して裁
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