東京・中野ブロードウェイ内にある有名サブカル系書店・タコシェにおいて、あるDVDが売れているという。そのタイトルは、「No1 in HEAVEN」。著名フォトグラファーの常盤響や、特殊翻訳家の柳下毅一郎、AV界のカリスマ監督・カンパニー松尾ら、名だたるサブカル文化人が名を連ねる、”完全自主制作アダルトDVDマガジン”だ。 内容は、二村ヒトシや工藤澪といった個性派AV監督が撮影するエロ動画の合間に、ナゴム系コピーバンド・征露丸Xのライブ映像や、マンガ編集者の竹熊健太郎が「自販機本」について語るなど、サブカル系文化人へのインタビューなどがカオティックに挿入された、映像の洪水。制作は、『エロの敵~今、アダルトメディアに起こりつつあること~』(06年、翔泳社)などの著作でも知られるエロ系ライターの安田理央氏が、たったひとりで手がけたという。 売り上げ好調の要因は、古き良きサブカルへの郷愁か、はたま
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