1969年の『恋する女たち』でアカデミー監督賞にノミネート。そのほか『デビルズ』(1971年)、『トミー』(1975年) などの作品で知られる、イギリス出身の型破りな映画監督、ケン・ラッセル(1927-2011)が生前に写していた戦後のロンドンの女性たちの写真が見つかった。 若かりし頃はバレエダンサーの夢を断念、その後フリーの写真家を経て、映画の世界に身を落ち着けたラッセルが写した貴重な写真は、長らく大半が失われたと思われていたが、ラッセルの2005年度のフォトライブラリーに納められていたことが判明し、その全貌が明らかになった。