哲学に関するEmmausのブックマーク (7)

  • アブラハムかオデュッセウスか - 記憶の彼方へ

    *1 エマヌエリス・レヴィナス リトアニアに生まれ、フランスに帰化したユダヤ人哲学者がいた。エマニュエル・レヴィナス(Emmanuel Lévinas, 1906-1995)。ジョナス・メカスはひょんなことからエマニュエル・レヴィナスが亡くなる年、1995年にはじめてその存在を知り、彼のを読み漁った。 メカスにレヴィナスを教えたのはマーガレット・ホプキンソンというオーストラリアの修道院のシスターだった。彼女は文部省の仕事もしていて、オーストラリアの教育制度全般の改革に携わっていた関係でニューヨークに立ち寄った際に、ある事情からメカスの家に一週間滞在することになった。そのとき交わした会話の中で、メカスがエマニュエル・レヴィナスの著作を読んだことがないことを知った彼女は呆れて諭すようにレヴィナスのことをメカスに教えたらしい。(「第十の手紙」、『どこにもないところからの手紙』128-129頁)

    アブラハムかオデュッセウスか - 記憶の彼方へ
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    Emmaus 2008/01/30
    アブラムVSオデュッセウスという対比
  • ジャック・デリダ、祈り - short hope

    ■[book]ジャック・デリダ、祈り このところ、ジャック・デリダとジェフリー・ベニントンによる共著、Jacques Derridaを少しずつ読んでいる。深更、眠りに就くまえのわずかな時間、一歩前進二歩後退な読書だったのだけれど、昨夜は眠りを誘うどころかページを繰る毎にどんどん引き込まれ、ついに明け方までを閉じることができなかった。新聞を配達するバイクの音を聞きながら、ようやく寝る。 『弔鐘』にも似た特異なレイアウトのこのは、ページが上下に分割されており、上にはデリダの思想がキーワード別に体系化され、それぞれベニントンによる解説が付されている。その明晰さはデリダをして「テオロジカル(神学的)」ならぬ「ジェオロジカル」といわしめるほどで(“geological”とはもちろん造語で、無理矢理訳せば「ジェフの論理」とでもいうべきか)、ベニントンは、「記号」「書くこと」「固有名」「署名」「贈

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    Emmaus 2007/04/10
    記憶の横断
  • 超迷宮としての本 - 記憶の彼方へ

    の読み方に関するbookscannerさんの卓抜な「路線図/地図」の比喩を、の電子化という文脈から外れた場所で考えていた。 Uniform Concept Locaterと「の路線図化」http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20070112/p1 を前から読むことhttp://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20070113/p1 路線図とは目次、地図とは索引である。読者は著者の指示(路線図)通りに読む義務はない。索引(地図)を頼りに気ままに読む権利がある。しかも索引(地図)はに掲載されているものに限られない。私たちは頭の中の索引(地図)を総動員して一冊のの中を旅する。あるいは外を。 ところで、しかし、私はそもそも路線図(目次)はもちろん、地図(索引)もないが好きだ。というか、そんなものが役に立たないが好きだ。人生に目次や

    超迷宮としての本 - 記憶の彼方へ
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    Emmaus 2007/03/22
    階乗する私が私を見いだす
  • Elegyと墓碑銘、死者の言葉と翻訳 - 記憶の彼方へ

    在野の哲学者池田晶子さんが2月23日に亡くなったことを一昨日知った。そして今日、アマゾンに注文してあった南博さんのCD「Elegy」が何かの符合のようにして届いた。 Elegy アーティスト: 南博出版社/メーカー: ewe records発売日: 2006/09/16メディア: CD購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (29件) を見る「Elegy」はよかった。そして南博さんのライナーノーツの文章がまたよかった。 ライナーノーツの文章は声に出して読むとそのよさがよく分かる。その素晴らしいソウルフルな文章を丸ごと引用させていただく。 「Elegy」 南博 悲しみとは何だろうか。あまりにも悲しい時、人は息を呑む。そのまま息ができなくなってしまうこともある。人間にとってメランコリーとは何だろうか。この世を構成しているもの、不条理、背理、悲しみを通り越してしまうような矛盾、当たり

    Elegyと墓碑銘、死者の言葉と翻訳 - 記憶の彼方へ
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    Emmaus 2007/03/18
    死者は語らない
  • http://d.hatena.ne.jp/Shouldgo/20070313

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    Emmaus 2007/03/14
    自己模倣に批判的
  • 覚え書き① けんかするほど仲がいい?  - いろはもみぢとともに

    Emmaus
    Emmaus 2006/12/29
    上手な喧嘩から進めて上手な触れ方
  • 昼間は明るく、夜は暗い - いろはもみぢとともに

    Emmaus
    Emmaus 2006/10/09
    昼と夜の結び目はどこ?明るさと暗さの結び目
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