【シドニー=松本史】ニュージーランド(NZ)のクライストチャーチで15日に起きた銃乱射事件は、過激思想がネットを通じて増幅し、瞬時に拡散する構図が改めて浮きぼりになった。逮捕された容疑者はネット掲示板などで情報収集し、交流サイト(SNS)に白人至上主義をうかがわせる犯行声明を投稿。襲撃時にはSNSで生中継をしていた。SNS時代のテロにどう向き合うかが問われている。2つのモスク(イスラム教礼拝所
インターネットの「コミュニティーサイト(交流サイト)」を使って事件の被害に遭った18歳未満の少年・少女が昨年1年間で1421人(前年比128人増)に上り、統計が残る2008年以降最悪だったことが16日、警察庁のまとめでわかった。少女が1395人と大半を占めた。殺人事件の被害者も1人いた。 まとめによると、「LINE」や「カカオトーク」といった無料通話アプリ(ソフト)のIDを交換するネット上の掲示板を通じて見知らぬ人と連絡を取り合い、被害に遭うケースが急増。初めて被害が確認された12年は36人だったが、13年は352人、昨年は439人に及んだ。 サイト別で被害が最も多かったのは、無料通話アプリのID交換掲示板「ひまトーーク」で、260人(同128人増)。短文投稿サイト「ツイッター」の108人(同89人増)、文字で会話できるアプリ「ぎゃるる」の87人(同52人増)が続いた。 淫行など青少年保護
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