1915年にオスマン帝国で起きたアルメニア人大量殺害事件から100年に合わせ、バチカンのサンピエトロ大聖堂で行われたミサを終え、会場を去るローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(中央、2015年4月11日撮影)。(c)AFP/ANDREAS SOLARO 【4月13日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は12日、100年前のオスマン帝国で多数のアルメニア人が殺害された事件を「ジェノサイド(集団虐殺)」と表現した。トルコ政府はこれに強く反発し、法王の認識は「史実から懸け離れている」と批判した。 オスマン帝国によるアルメニア人の大量殺害から100年になるのに合わせ、バチカンのサンピエトロ大聖堂(Saint Peter's Basilica)で催された荘厳なミサでフランシスコ法王は、2001年に当時のローマ法王、故ヨハネ・パウロ2世(John Paul II)と