『流星のロックマン』は「3作で終わるような作品ではなかった」と言いたい…! シリーズ15周年を迎えたいま、他のロックマンにない魅力を突き詰め続けた名作を振り返る 2001年、任天堂の携帯ゲーム機『ゲームボーイアドバンス』用ゲームソフトとして誕生し、一時代を築き上げたカプコンの看板タイトル『ロックマン』の新シリーズ『バトルネットワーク ロックマンエグゼ』(以下、エグゼ)。 そんな『エグゼ』は、2005年発売のシリーズ第6作『ロックマン エグゼ 6 電脳獣グレイガ / 電脳獣ファルザー』を以て完結。以降におけるシリーズが確立した新ジャンル『データアクションRPG』の系譜は、次なる『ロックマン』に託される形となった。 そんな『エグゼ』の後継作品としての使命を背負い、誕生したのが2006年12月発売のニンテンドーDS(以下、DS)用ゲームソフト『流星(りゅうせい)のロックマン』(以下、流星)だった