インターネット上にアプリを公開し、ダウンロードしたアンドロイドのスマートフォンから情報を外部に送信させたとして逮捕された、IT関連会社の元会長など5人について、東京地方検察庁は、起訴する証拠が得られなかったとして処分保留で釈放しました。 釈放されたのは、東京・港区にあったIT関連会社の元会長の36歳の男性と、元社長の28歳の女性、、元社員の28歳の男性など合わせて5人です。 5人は、ことし3月、インターネット上にアプリを公開し、このアプリをダウンロードしたアンドロイドのスマートフォンから情報を外部に送信させたとして、先月、不正指令電磁的記録供用の疑いで警視庁に逮捕されていました。 弁護士によりますと、元会長などは一貫して否認していたということです。 東京地方検察庁は、勾留期限の20日までに起訴する証拠が得られなかったとして、処分保留で釈放しました。