府警サイバー犯罪対策課などは27日、インターネット上に映像や音楽をアップロードできるファイル共有ソフト「カボス」を使い、不正に音楽をダウンロードしたとして、著作権法違反の疑いで、府内の20~50代の男女4人を京都地検に書類送検したと発表した。 送検容疑は5~7月、カボスを使用し、人気グループ「EXILE」の曲などをそれぞれ1曲ダウンロードしたとしている。 府警はカボスを使った違法行為を取り締まるため8月26~10月25日、サイバーパトロールを強化。9月下旬にはネット上に児童ポルノ画像をアップロードして公開したとして、児童ポルノ禁止法違反容疑などで左京区の男を逮捕。強化期間中に摘発した5件で計約4500件の児童ポルノや音楽ファイルを削除した。 府警は、安易な考えでファイル共有ソフトを利用するケースが目立つとして、日本音楽著作権協会(JASRAC)との連名で府内の中学、高校に注意を促す文書を配