隕石落下では、窓ガラスなどが粉々に砕け散ったが、今度はスマホなどの電子機器がヤバい!? NASA(米国航空宇宙局)が20日、太陽の黒点が、何と地球の直径の6倍もの大きさに膨れ上がったことを発表した。同時に「早ければ、今週中にも巨大な太陽フレア(火災)が起きるだろう」と予測している。先週末はロシアに隕石が落ち、小惑星が地球に最接近したばかりというのに、1週間後には太陽嵐が地球に襲い掛かるという。いったい地球に、どんな影響を与えるというのか。 太陽の巨大黒点を発見したのはNASAの太陽力学観測所(ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー=SDO)。太陽の気象を観測するためにNASAが2010年に打ち上げた太陽観測衛星だ。 NASAは「19日と20日に、太陽の下部に2つの黒点を発見した。2つを足すと地球の直径の6倍の大きさになる。黒点はどんどん膨れ上がっている。太陽の表面が非常に不安定になってお