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為末大に関するFISATTOのブックマーク (5)

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:個人の夢か、みんなの夢か

    私たちのような文化産業従事者(スポーツ、アート、伝統芸など)更には科学者は外から見て非常に微妙な立場にいます。これらの職業の多くは震災直後には不謹慎産業(名付け親は私)と呼ばれました。つまり生きていくのに必要ない、余った余暇のもので行うべき産業という位置づけです。 この職業は一つの大きなジレンマを抱えます。それは『衣住は関係のない事を仕事にしている事』です。 この職業の多くは、好きで始めたものから入っていきます。スポーツが好きだった、絵が好きだった、それで夢中になってそれをきわめていった結果最終的に職業と呼ばれる所まで到達します。好きなことをやってるんだから幸せな人生。確かそうかもしれません。 多くの人は厳しい生活を強いられます。端的に言えば、それだけではえないのです。だからみんなバイトをしたり、運がいい人はパトロネーゼのお世話になりながら生きていきますがそれは稀です。 好きでや

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」

    2009.03.09:WBC 2009.03.05:実業団撤退を考える 2009.03.02:厳しい住宅事情 2009.02.27:渡米 2009.02.20:恐れているものは何なのか 2009.02.16:ベッドとテレビ 2009.02.12:組織論2 2009.02.10:組織論 2009.02.04:ジョージ・ソロスの再帰性理論 2009.02.03:着々と準備 2009.01.28:卓球王国 2009.01.26:オバマさんの演説を考える 2009.01.21:そもそも緊張したくない人へ 2009.01.20:緊張して失敗してしまう人へ 2009.01.15:欲 2009.01.13:素粒子論 2009.01.08:謎のアスリート軍団 2009.01.01:今年の漢字は『逆』 2008.12.31:land scape 2008.12.29:

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:ハードルを跳ばない理由(後編)

    悪い事ばかりではやる意味がありません。ここからは待望のメリットの話です。 一つ目は報道各誌で書かれているように、スピード強化の目的です。世界的に見て、私ほどハードル技術に偏っている選手はいません。私自身もここには絶対の自信を持っていますが、反面世界でも類を見ないほど脚が遅いわけです。ハードル技術はもうかなりのレベルでほぼ飽和状態に来ていますから、まだ飽和状態に至っていない他の能力を開発しようして、一年走る事だけを貫こうとしているわけです。メリットの一つ目。 それから400mHにおいては今のところ日のトップレベルなので、負けるという局面があまりありません。フラストレーションというのは扱いようによっては最も大きなエネルギーを生みますから、勝てないように、不得意な種目を選ぼうと思ったわけです。人間には二種類あって、褒められながら楽しく伸びていくタイプと、私のように窮して閃くタイプがあります。心

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:夢と目標

    皆さん『手段の目的化』の話に興味を持ってもらったようなので、もう一歩突っ込んだ話を。これも競技者が良く使う手法の話です。 『夢と目標』という二つの言葉があります。極端に言えば生涯をかけて達成したい大目標が夢で、短期での現実的なのが目標です。この二つはリンクしてまして、目標をこつこつクリアしていかなければ夢も達成できませんし、夢が無ければ一貫性の無い目標を達成していくので、進みたい方向に進むことはできません。 関係で言えば夢が山頂に上ることだとすれば、目標は一合目、二合目、という区切りのようなものです。夢というのは「どこへ向かうんだ」という意味で必ず必要ですが、具体性にかけます。それは今の自分にとって現実的に想像できないものの場合が多いので、(現実的であれば夢という感じはしませんが) それだけを頼りに生きていくにはちょっと曖昧すぎます。これだけに頼って生きていっている人はいわゆる、夢を語っ

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:生まれた月と能力の関係

    4月を4、5月を5と数え、1月からは13、2月は14、3月は15としてトップアスリートの生まれつきを計算しますとしっかりとしたデータを持っていませんが、恐らく平均値は5〜8の間におさまるのではないかと私は推測しています。友人のアスリートに4、5、6月生まれが多く、アメリカでは9月で切り替えですが、9月から12月にトップアスリートはおろか知性の面でも優秀な人材も多いというデータが既にアメリカではあります。 いくつか理由があると思いますが、スポーツで言えば球技等に特徴が現れると思います。子どもの頃の数ヶ月の成長の差はとても大きなものがあります。才能というより、ただ先に生まれて早く成長しているだけの差ですが、それらは考慮されずひっくるめて同じ学年に置かれている訳です。当然先に生まれた子は早く習得して高いパフォーマンスを示す。そういう子がレギュラーに入り経験を増やしていき、遅く生まれた子は球拾いや

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