kaienに関するFXMCのブックマーク (10)

  • 差別せずには生きていけないという無様。 - Something Orange

    いままでLDさん及びsajikiさんと例の「ノーボーダー」の話をしていたんですけれど、これがおもしろかった。 過去記事を読んでいないひとのために説明すると、「ノーボーダー」とは、「趣味に特別の境界をもうけないひと」程度の意味です。 しかし、まあ、いくらノーボーダーとかいっても、そこには自ずから限界があるわけですよね。たとえばいくらおもしろくても、エベレストに登るとか、タンザニアに旅行するとか、そういうことはできない。 できないといってしまうと語弊があるけれど、まあ、まず確実に生涯やることはないでしょう。それを指して、そこにボーダーがあるじゃないか、といったら、それはその通りなんだよね。 でも、現実問題、人間には金銭的/肉体的/能力的/意欲的限界があるわけで、どうしてもどこかでボーダーを引かざるをえない。当の意味でのノーボーダー、絶対的ノーボーダーは神の領域で、人間には到達不可能なのです。

    差別せずには生きていけないという無様。 - Something Orange
    FXMC
    FXMC 2010/03/04
    kaienたんが萌え特化モノ差別してる発言なんていくらでも掘れますがね。「ノンジャンル良作主義」はそれ自体ひとつのイデオロギー、イデオロギー性と実現不可能性を自覚してあえて挑戦するならすごく興味深い試み。
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    私、餡子のためなら逆立ちだってしますよ。 こじらせている。 べたいと思ったらべたいのである。 ここが北カリフォルニアの片田舎であろうと、私があんみつがべたいと思えば、あんみつは今すぐ作ってべなくてはいけないものになる。いしん坊の思考は凄まじい。 子供が観ていたアニメで、赤ちゃんが空の…

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    FXMC
    FXMC 2009/07/02
    格なんて上じゃないほうがいい
  • 恋が女をダメにする。 - Something Orange

    さっきまでかんでさん(id:kande-takuma)とスカイプで長話をしていたんですけれど、なかなか興味深い内容だったので、書きとめておきます。 何の話かというと、小説漫画における女性人物の話。なぜそんな話になったのか憶えていませんが、とにかくもっと魅力的な女性人物を見たいよね、という話題で盛り上がったのでした。 ここでいう魅力的な女性人物とは、単に「可愛い」キャラクターを指すわけではありません。そういうキャラクターならもちろん、たくさんいる。 そうではなく、最も魅力的な男性人物に伍して対等に渡りあえるだけの魅力と、存在感と、「格」を備えた人物のことを指します。 もちろん、ぼくも「可愛い」女の子は好きだけれど、しかし、それほど強く惹かれるわけではない。いってしまえば、「可愛い」という時点でもうダメなんですね。なぜなら、「可愛い」という言葉を使う時、既に上から目線になっているから。 たと

    恋が女をダメにする。 - Something Orange
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    FXMC 2009/07/01
    スケールが小さくなるのは事実。だがスケールのでかいキャラの方が格が上だという考えが、海燕氏の偏見に過ぎない
  • あなたは碇シンジを好きになる。 - Something Orange

    色々たてこんでいるのに、吐き出しておかないと死にそうなので一言だけ。 エヴァ破が凄すぎて生きているのが辛い。 ありがとう、ありがとう。 「竹箒日記」 そういうわけで、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』観て来ました。 いやあ、おもしろかった! 今年上半期に体験したすべての作品のなかでベストは間違いなし。既にネットでは賛否出ているようだけれど、ぼくは全面的に「賛」。いや、すごいでしょ、これは。 もちろん、前作の出来があれほど素晴らしかった時点で「破」もいいものが出来上がってくることは予想できていた。しかし、じっさいに見せられたものは予想を上回る凄まじさ。上述の奈須きのこではないけれど、圧倒されてすぐには言葉も出てこない有様。 上映から一日経ったいま、かろうじて言語化を試みているのだが、ちょっと説明不可能な映像体験でした。 だから、まだ観ていないひとはぜひ観に行ってほしいと思う。時間がない? 時間

    あなたは碇シンジを好きになる。 - Something Orange
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    FXMC 2009/07/01
    海燕さんと有村さんの根っこが同時に見える面白い構図。あの夏はまだ続いてるんだなあ。2014年頃には終われるのかな。鍵っ子の私には他人事。
  • 作家は言い訳してもいい。 - Something Orange

    安彦良和に『王道の狗』という漫画がある。 王道の狗 (1) (JETS COMICS (4221)) 作者: 安彦良和出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2004/11/29メディア: コミック クリック: 4回この商品を含むブログ (16件) を見る なかなか興味深い作品であるようだが、今回取り上げるのはその内容ではなく、あとがきの方である。 このあとがきのなかで、NHK衛星放送の番組『BSマンガ夜話』におけるいしかわじゅんの発言に対する反論が縷々述べられているのである。それがおもしろい。 もっとも、ぼくは該当の番組を見ていないので、安彦の反論が正当かどうかはわからない。 ぼくがおもしろいと思うのは、安彦ほどの有名作家が、自作に寄せられた批判に対しむきになって反論しているという事実である。 こういうふうに書くとネガティブな意味に受け取られるかもしれないが、ぼくは決して安彦のその行為を非難

    作家は言い訳してもいい。 - Something Orange
    FXMC
    FXMC 2009/06/22
    このエントリは大賛成。作家もまた読者と同じように作品について自分の立場でコミットメントしてよい。聞くか聞かないかはまた読者の自由だ。
  • くたばれネット評論家。 - Something Orange

    藤子不二雄の名作『エスパー魔美』に、芸術と批評の関係を扱った「くたばれ評論家」という有名なエピソードがある。 主人公、魔美の父親は画家なのだが、あるとき、某評論家から手ひどい批判を受け、怒る。その姿を目にした魔美は超能力を使ってその評論家にいたずらするのだが、父は喜ぶかと思いきや、諄々と魔美を諭すのだった。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 魔美が、でも、さっきは怒っていた癖に、というと、父はこう答える。 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 芸術家の矜持を見事に描き出した名エピソードである。であるのだが、もしかしたら既に通用しなくなっている考え方かもしれない、とも

    くたばれネット評論家。 - Something Orange
    FXMC
    FXMC 2009/06/16
    叩くべきときに腰が引ける評論家こそ覚悟が足りないと思うのだが。舞台だとリアルでモノが飛んでくる。近代文学はぬるいぬるい。
  • もしも世界の王様だったら。 - Something Orange

    良く想像するのだけれど、もしもぼくが世界の王様だったとしたら、はたしてそれで幸福になれるだろうか。 ここでいう世界の王様とは、ありとあらゆる権力を併せ持ち、しかも責任は負わない、という夢のような地位のことである。 その地位に就くことさえできれば、すべての望みは叶うのだろうか。 おそらく、そうではないだろう、と思う。ひとはどこまで行っても満たされることをしらないものだ。仮に夢の権力を得たとしても、必ず不満は出てくるだろう。 たとえば、物語について考えてみよう。 物語を愛する王様のもとに様々な作品が献上されて来る。それは王様ひとりを満足させれば良いのだから、かれの趣味に合わせて制作されたものになるだろう。 そしてもし王様を失望させれば罪に問われるのだから、王様の期待を裏切るような内容は排除されるだろう。 そういう物語はおもしろいだろうか。 もちろん、おもしろいに違いない。それはある意味で夢の物

    もしも世界の王様だったら。 - Something Orange
    FXMC
    FXMC 2009/06/11
    物語とアートがイコールで結びついてしまうあたりが非常に「近代文学」的。そのへんがkaienさんの立ち位置だろう。前近代の物語観や現代エンタメでは「作者もまた王様ではない」のだが。その限界も含めて私は大好き。
  • その作品はあなたのためにあるわけじゃない。 - Something Orange

    ネットを眺めていると、しばしば、ある作品への不評、批判、あるいは誹謗を目にすることがある。 誹謗はともかく、不評や批判をもらすことはそのひとの権利であり、一概に否定できることではない。 しかし、個人的にはいかがなものか、と思う批判のスタイルもある。今回はその話をしようと思う。 ぼくが好ましくないと考える批判とは、自分の趣味、あるいは欲望を唯一の基準としたものである。つまり、自分の趣味に合っていないものを、だからダメだ、と即座に否定してしまうような批判、それは良くないと思っている。 なぜなら、その作品はそのひとの趣味に合わせて作られてはいないからである。 どんな作品も、商業出版されている以上、ある個人のためにあるわけではないわけだ。それはいわば人類全体への贈り物であって、特定の個人の欲求に沿うものではない。 ところが、読み手はしばしば、その作品を自分のためにあるものであるかのように思い込む。

    その作品はあなたのためにあるわけじゃない。 - Something Orange
    FXMC
    FXMC 2009/06/10
    作者に代わって読者に黙れというこの作者中心主義こそkaienさんだ! こうでなくては。大好き。
  • ジャンルの上下分離を起こしてはならない。 - Something Orange

    コードギアスを、僕は傑作認定をしたい。 その理由は、おもしろかったから!。とにかく楽しかった。この1年ありがとう!!!!ありがとう、谷口監督!!と河原で叫んでもいいです。 スザクは、最後までやっぱり僕には、ヒーローだったし。僕の愛するCLAMPの小狼くんの造形で、あれをやられると、もう震えるほど萌えます。それに、未だ胸にくすぶるアーニャのかわいさ・・・(笑)。CCって、あんなにすれているのに、最後まで、純情な少女だよねーとか(笑)。とにかく、整合性も、ストーリーも何でもいいのだが、おもしろかった。語ることが出くるほどの情報量があったのも僕のような教養主義的に物語を分析する人には、まぁ悪くはないのだが、まぁ正直言って、そんなのは刺身のつまだっ!!。なによりも、カレンの胸の揺れっぷりとか、そういうのが、よかった!。衒学的なことやメッセージ性の解読は、はっきり言って、僕は、自分が好きだからやって

    ジャンルの上下分離を起こしてはならない。 - Something Orange
    FXMC
    FXMC 2008/09/25
    「上位文化が投げ捨てられそうって話になると両方大事とか言うけど、普段「上」の人たちは「下」のことなんて気にしてないでそ。アワードとかラノサイ杯とかがその証明。
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