いままでLDさん及びsajikiさんと例の「ノーボーダー」の話をしていたんですけれど、これがおもしろかった。 過去記事を読んでいないひとのために説明すると、「ノーボーダー」とは、「趣味に特別の境界をもうけないひと」程度の意味です。 しかし、まあ、いくらノーボーダーとかいっても、そこには自ずから限界があるわけですよね。たとえばいくらおもしろくても、エベレストに登るとか、タンザニアに旅行するとか、そういうことはできない。 できないといってしまうと語弊があるけれど、まあ、まず確実に生涯やることはないでしょう。それを指して、そこにボーダーがあるじゃないか、といったら、それはその通りなんだよね。 でも、現実問題、人間には金銭的/肉体的/能力的/意欲的限界があるわけで、どうしてもどこかでボーダーを引かざるをえない。本当の意味でのノーボーダー、絶対的ノーボーダーは神の領域で、人間には到達不可能なのです。