Appleが推奨するPowerVR用テクスチャ画像フォーマット(以後pvrファイルと呼ぶ)の話。 こいつをPNG画像ファイルの代わりに使う事に、なんのメリットがあるかというとメモリ消費が節約できるんですわ。 pvrファイルはオリジナルの画像を多少の劣化を覚悟して圧縮するのが特徴で、実際サンプルソースPVRTextureLoaderプロジェクトで作られたpvrファイルと、オリジナルPNGファイルの大きさを比べるとかなりの差があります。 Brick.png 584KB オリジナル Brick_4.pvr 132KB RGBA各4ビットで圧縮 Brick_2.pvr 68KB RGBA各2ビットで圧縮 で、単にファイルの時だけなら、さほど使う価値もないんですが、こいつはメモリ上にロードしたあとも圧縮された状態らしいです。 これは、Appleから提供されるpvrファイル読み込みクラス、PVRTex