マジックパケットを使用していると必ずぶち当たる壁がある。それがルーターだ。 マジックパケットとは、イーサネットフレーム中に特別なデータパターンが含まれるパケットのことで、使用されるプロトコルには全く制限が無い。そのため、Magic Packetを送信するアプリケーションがどのようなプロトコルを利用するかによってIPルータを越えられるかどうかが変わる。 Magic PacketがIPパケットの場合はMagic Packetを送信するアプリケーションがIPパケットとしてMagic Packetを送信する場合は、そのIPパケットがルーティング可能なものであればIPルーターを越える事ができ、ルーティングが不可能であればIPルータを超えれずにMagic Packetはそこで消えてしまう。 IPパケット以外のブロードキャスト、マルチキャスト宛のMagic Packetの場合はもちろんIPルーターを越え