国立科学博物館(東京・上野)で7月7日~10月4日、特別展「生命大躍進」が開催されることが決まった。同館とNHK、NHKプロモーションが主催。 人類誕生に至る40億年の生命進化をテーマにした展覧会で、国内外から集めた化石標本、復元模型、4K映像などを活用して、生命誕生から人類に至る脊椎動物の進化の道のりをたどる。 展示される化石には、カナダのロイヤル・オンタリオ博物館からやってくる5億4100万年前(カンブリア紀)の「バージェス頁岩(けつがん)動物群」の実物化石もある。現在化石として見ることのできる最も原始的な脊索(せきさく)動物「ピカイア」、カンブリア紀最大の動物「アノマロカリス」など、日本初公開となる化石も多数含まれる。 ピカイア アノマロカリス またオスロ大学自然史博物館が所蔵する4700万年前(始新世)の霊長類化石「イーダ」の実物も日本で初公開となる。イーダは全身の95%の骨格が残
![国内外の化石が集結 国立科学博物館で特別展「生命大躍進」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/90677afada0f6a6ecf9e05e84988dd28fbfe0142/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F1502%2F09%2Fl_ah_seimei1.jpg)