安藤賢司、青池良輔の『CATMAN』の立体化に挑む 安藤賢司 バンダイ『S.I.C』シリーズなど、多数のハイエンドな玩具の原型を担当。「原型師がマスプロダクツ製品のパッケージに名前を刻まれる」という偉業を成し遂げ、「玩具原型」の認識を「作品」のレベルまで高めた。アニメーション作品の設定担当など、立体造形に留まらず、その活躍は多岐に渡る。手にしているのは、安藤自身が原型を手掛けた製品をもとにスクラッチ(自作)したサイクロン号 造形作家の安藤賢司です。今回から、マイコミジャーナルにて、僕なりの一生懸命の造形作法を、読者の皆様にお見せしていきたいと思っています。 いきなりですが、お題はマイコミジャーナルの『創作番長クリエイタ』でもお馴染みの青池良輔先生のFlashアニメ『CATMAN』です。これを何も無いところから立体にしようというのが今回の企画です。僕が普段、バンダイさんの玩具の原型製作などの