年末に向けてBD、HD DVDともに盛り上がり始めた次世代DVD作品。時間をかけて作り込まれたその映像は、地上デジタル放送よりも高精細で美しい、極めてハイレベルのものだ。前回はBD-ROMオーサリングを行うスタジオとしてソニーPCLに取材を行い、その最先端のオーサリング事情を聞くことができた。それではライバルのHD DVD陣営のオーサリング環境は、どの程度まで進んでいるのだろうか。 今回はHD DVD陣営のメモリーテックと関連会社のキュー・テックへの取材を実施した。キュー・テックはアニメを中心とした「ポストプロダクション」(映像作品や映画制作の撮影後の作業を指す)を手がける企業だ。現在放送されているアニメでは週20本程度を手がけており、『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版』といった映画の制作も担当している。オーサリング事業は年間約1600タイトルものDVDや、次世代DVDの制作も手がける。 ソ
![地デジよりキレイな映像をどう作るのか? HD DVDタイトル制作現場に迫る - 日経トレンディネット](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1c02db8805c28941b912c25d70e979501652b55e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftrendy.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Fcolumn%2F20071211%2F1005257%2F01_px250.jpg)