スケジューリングによって、中断しない時間を確保できているか? 緊急タスクが発生した現場で、応急措置をほどこしているか? 八割できたら、他の仕事に着手できるか? 意識的に寝かせる時間がとれているか? 所要時間が不確実な案件を先に入れているか? 参考図書『「超」整理法〈3〉タイム・マネジメント』(野口悠紀雄著) 本書の初版が出たのは1995年と、いささかさかのぼるのですが、内容は決して古びていません。FAXが頻繁に登場する本でありながら、メールとインターネット全盛の時代にも、十分通用する好著です。 メインテーマは言うまでもなくタイムマネジメント、すなわち時間管理術ですが、より細かく言えば、スケジューリングの技術でしょう。本書の発刊をきっかけに、有名な「超」整理手帳が販売されるようになったわけですが、この本が初めて世に出た時には、まだそんな手帳もなかったわけです。 この本を私が読んだ時には、まだ