英国人写真家のテリー・オニールは、現在開催中の写真展「テリー・オニール : 華麗なる50年の軌跡」と、バッグブランド、ジュリア・パーカー(JULIA PARKER)とのコラボレーションのために来日。意外なキャリアの始まりや錚々たるアーティスト達との興味深い撮影秘話を聞かせてくれた。そして今、彼が写真を撮らなくなった理由とは—。 テリー・オニール(Terry O'Neill)は、ビートルズやオードリー・ヘップバーン、あるいはマリー・クワントのミニスカートやヴィダル・サスーンのボブヘアなど、時代のアイコンやムーブメントを写真で発信し続けてきたドキュメンタリストだ。その被写体としては、数々の大物ミュージシャンやハリウッドスター、エリザベス女王まで、錚々たるセレブリティたちが名を連ねる。セレブリティたちの自然体を捉え、名作を生み続けてきた伝説の写真家だが、彼自身も至って自然体で気さくな人柄。ユーモ