人にとって使いやすツールを作る 新しい技術が出る度にすぐに試してみたくなりますが、つい操作するユーザーの存在を忘れて開発を進めてしまいがちです。その結果、ユーザーが思い通りに操作出来ないなどのストレスからパソコンに向かって叫んだり、スマホを叩きつけるということが起きてしまいます。 インタラクションデザインに関わる者の役割は、技術をもっと人間的であるようにすること、つまり人にとって使いやすいツールを作ることです。 ひとつ例を出してみましょう。イギリスの時刻表は、とても複雑で分かりづらいのですが、分かりやすく使いやすくしたいとします。しかし、これを解決することは、以前よりも難しくなってきています。なぜなら、(スマホが存在する前までは、パソコンのことだけを考えれば良かったのですが)スマホの小さなスクリーンで使いやすくする必要があるからです。 ユーザーが時刻表に対して求めることは、さまざまです。例