ここ数年、水面下で増えてきている“優しい闇金”(ソフト闇金)。10年ほど前から闇金問題の取材を続けているノンフィクションライターの窪田順生氏は、「ソフト闇金は急速に増えており、“市場”として成熟しつつある」と危惧する。 なぜソフト闇金と呼ばれる業者が増えてきているのだろうか。その背景には法律によって、お金を借りられない人たちが増えてきていることと関係がありそうだ。 →『闇金ウシジマくん』の関係者が語る、“優しい闇金”の真相(前編) ――ヤミ金に関する報道が少なくなってきているように感じます。その要因はどこにあると思われますか? 僕は、このヤミ金問題に関しては小学館の雑誌『SAPIO』や『週刊新潮』で書いてきた。しかし新聞記者やテレビ関係の人たちは、いまのヤミ金問題に対し、あまり関心を持っていない。ヤミ金といえば、被害者を身ぐるみはがし、風俗に売り飛ばす……といったイメージがある。しかしソフ
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