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長期連載の『決算書の読み方』です。 ここでは、決算書の中で株式投資において知っておくべき項目を中心にご紹介していきます。 『決算書』のことを、正確には『財務諸表』といい、財務省令で定められているものは全部で5つあります。 すなわち、『損益計算書』、『貸借対照表』、『利益処分計算書(現在は株主資本等変動計算書)』、『キャッシュフロー計算書』、『付属明細書』の5つです。 この中で、株式投資において、知っておくと役立つのは、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の3つです。 当ブログでも、この3つを中心にして『決算書』の解説をしていきます。 決算分析に対する考え・・・決算分析に対する個人的な考えです。 情報の集め方・・・決算書の読み方に入る前に、決算に関する情報収集の方法をご紹介します。 有価証券報告書の見方・・・有価証券報告書の構成や抑えておきたいところなど
このブログで5〜6月にかけて、3つの財務諸表[損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書]の基本的な見方について記事にしました。 参考:決算書[決算短信][有価証券報告書]の読み方 今回は『有価証券報告書』についてのお話です。財務諸表の見方よりもこちらを先に記事にしておけば良かったと後悔しています^^; 【本題の前に、『決算短信』と『有価証券報告書』の違いについて】 決算短信は迅速な情報開示を目的として発表されるもので、決算期末より比較的短期間で証券取引所に提出されるものです。(例えば3月決算のトヨタ自動車は、昨年度の決算短信発表は5月9日でした。) 決算短信とは、証券取引所のいわば「内規」で提出されるものであり、本来の「決算発表」とは言えない面があります。 正式な決算発表は、「有価証券報告書」の発表のことを指します。 こちらは証券取引法に基づく正式の書類で
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