『バービー』を観た。 驚いたのは、予想してた以上に“死”にまつわる映画だったということ。 全然気付かなかった。なにしろキャッチコピーは「バービーの世界、初の実写化!」。キービジュアルもピンク色のカラフルな仕上がりだし、予告編もまるでおとぎ話のようなコメディタッチの映像。きらびやかでポップな世界観が全面に打ち出されている。 www.youtube.com ただ、その一方で、『バービー』が単なるファンタジーじゃなく、ジェンダーを中心にさまざまな社会問題を取り扱った映画だということは、いろんな記事を通して、なんとなく伝わってきていた。 たとえば以下の記事には「映画『バービー』は女性をエンパワーメントするフェミニズム映画として大絶賛されている」とある。 globe.asahi.com たしかにそのことは映画の大事な要素になっている。 「完璧な毎日が続くバービーランドから、ある日、バービーとケンが“
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