イスラエル・パレスチナ情勢が緊張度を増す中、イスラエルから退避した日本人など46人を乗せた自衛隊機が、3日夜、羽田空港に到着しました。 日本時間の2日、イスラエルから退避した日本人20人と韓国人やベトナム人など合わせて46人を乗せた航空自衛隊の輸送機は、3日午後7時前に羽田空港に到着しました。 到着した人たちは、オレンジ色のベストを着た外務省の職員に先導され、子どもの手を引くなどして空港内を移動していました。 政府は、イスラエル・パレスチナ情勢が緊張度を増していることや、日本までの民間航空機の直行便の運航計画が不透明なことを踏まえ、今回、自衛隊機でイスラエルにいる日本人などの2回目の輸送を行いました。 外務省によりますと、イスラエルとパレスチナに残っている日本人は合わせておよそ800人で、防衛省は、今後の退避などに備えて輸送機2機を隣国ヨルダンとギリシャに待機させることにしています。 イス