HDDレコーダーを利用している人の半分以上がCMをスキップしているため、テレビCMの価値が損なわれているという野村総合研究所(NRI)のレポートが広告関係者らに衝撃を与えた(関連記事)。 そして、NRIは立て続けに関連レポートを公表した。今度は「HDDレコーダー保有者のほうが非保有者よりテレビを視聴する時間は長い」としたうえで、テレビCMについては「HDDレコーダー保有者の80%が『大部分のCMを飛ばす』と答えている」としている。連日のレポート公表で、テレビCMの価値低下をさらに強調したかたちだ。 これは、6月2日に発表した調査レポート「家庭内におけるデジタルコンテンツ流通実態調査」に示されている。 調査は4月27日から28日まで、インターネット上で行われた。回答者は1000人で、HDDレコーダー保有者と非保有者が半数ずつとなっている。なお、同総研が行った事前調査では、HDDレコーダーの保
