20時間以上ノンストップで飛行できる旅客機が遂に空へ。シンガポール航空は9月下旬、最大航続距離1万7900kmのエアバスA350-900ULR型機を世界で初めて受け取りました。 搭載可能燃料量を増やし、超長距離運航が可能に。 シンガポール航空は10月11日、シンガポールのチャンギ空港と米ニューヨーク近郊のニューアーク空港を約18時間半で結ぶ直行便を開設し、機材にA350-900ULR(2クラス161席)を使用。ニューアークまでの1万6700kmは旅客機の運航距離としては世界最長。東南アジアを代表する航空会社は13年までニューアーク線をA340-500で運航していました。 A350-900ULRは中型機A350-900の派生型機。燃料システムの改良により、超長距離運航が可能になりました。搭載可能燃料量は16万5000リットルで、A350-900から2万4000リットル増となります。旅客が快適