おかしなものだ、OSのインストールなんて、ちょっと技術がある人ならできる。それが仕事になっている。最初はそう思った。そして、『この仕事では先はないだろう』とも思った。 実際にその作業は自動化されたり、ベンダー側での作業になったりして縮小している。人気のあるソフトウェアをOS側の機能として取り込むように、ベンダー側であれもこれも設定した状態で出荷します、というサービス展開は十分にあり得た。 ではなぜそれで満足できないのか、仕事が残るのか。何かが違うはずだ。『ちょっと技術がある人ならできる』ことと『ベンダー側であれもこれも設定した状態で出荷します』でできることと、我々ができることは。 何に顧客はお金を払っているのか。方法論(メソドロジー)にお金を払っている。そう思っている。出来上がったシステムをより『良いシステム』とする方法を知っていること、それを反映したシステムを作ってくれることを期待してお