湿った空気の影響で九州北部では、発達した帯状の積乱雲がかかり、福岡県や佐賀県で12時間の雨量が300ミリ前後に達する記録的な大雨となっています。九州のほか、西日本の各地で大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達していて、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。 気象庁によりますと、朝鮮半島に進んだ台風5号に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で西日本では大気の状態が不安定になり、各地で雨雲が発達しています。 九州北部には、21日未明から「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲が次々と流れ込み、福岡県久留米市付近と佐賀県の鳥栖市付近、みやき町付近では21日朝早く、レーダーによる解析で1時間に約110ミリの雨が降ったとみられるなど、断続的に猛烈な雨が降りました。 正午までの12時間の雨量は、 ▽福岡県久留米市で306ミリ ▽佐賀県鳥栖市で298.5ミリに達し、観測史上最も多くな
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