警視庁の内部資料とみられる国際テロの捜査情報がインターネット上に流出した 問題で、何者かが捜査情報の入ったファイルに人気アニメを装った名前をつけて、 ファイル共有ソフト上に“再公開”していたことが26日、ITセキュリティー会社の 調査で分かった。同社は「人気アニメ関連だと勘違いして取得した人が多いと みられ、さらなる拡散が懸念される」としている。 調査を行ったITセキュリティー会社「ネットエージェント」(東京・墨田)によると、 21日午前3時ごろ、人気テレビアニメ「けいおん!!」のDVDやポスターと 誤認させる名前がつけられた複数のファイルが共有ソフト「シェア」上に 公開された。こうしたファイルの取得者は25日までに1500人を超えているという。 また同社の調査で、捜査情報が初めて共有ソフト「ウィニー」上に公開された 10月28日から今月25日までの4週間のファイルの取得者数が20カ国・地