三菱自動車は17日、三菱電機や三菱商事などの三菱グループや東京工業大学などと提携し、 電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」を住宅用やオフィス、工場の蓄電池として活用する、 大規模な実証実験に乗り出すことを明らかにした。 アイ・ミーブを改造して施設に電気を供給できる放電機能を加え、太陽光発電の発電量が落ちた時などに 施設に電力を供給する。アイ・ミーブへの充電は、電力料金の安い夜間のほか、昼間は太陽光発電などを利用し、 電気代を安く抑える効果も期待される。 実験は2011年から、三菱自動車の岡崎工場(愛知県)で、5~10台のアイ・ミーブを使って行う。 実際の利用を想定し、アイ・ミーブは通勤や買い物など、普段の生活に使ってもらい、自宅や工場で駐車中、 工場や住宅の電力利用量が多い時は、アイ・ミーブから電力を供給する。 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20