米国境に近いメキシコ北部ヌエボラレド近郊の刑務所で17日未明、収容者149人が 刑務所の正面入り口から脱走した。看守らが協力したとみられる。ロイター通信が伝えた。 収容者の多くは麻薬密売に関わって服役していたもようだ。警察などが付近を捜索している。 メキシコでは刑務所幹部や看守らの腐敗による脱走事件などが頻発。9月には北東部レイノサ の拘置所から収容者85人が脱走。7月には中西部ドゥランゴ州の刑務所長らが、麻薬密売組織 と関係する収容者に外出を許し、銃や車を貸して、他の麻薬組織への攻撃を手助けしていたこと が判明した。 http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121801000113.html