21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせ、企業経営者と各国首脳らが 意見交換する「APEC最高経営責任者(CEO)サミット」の2日目の討議が13日午前、横浜市内のホテルで始まった。 CEOサミットに出席した菅直人首相の冒頭あいさつは次の通り。 (中略) 私たちはAPECとして初めて成長戦略の策定を目指す。私はこの地域の将来について、APEC首脳のみなさん と議論を深め、共通理解を得られるよう、議長として最善を尽くしていく。ビジネス界のみなさんからも力強い提案や 協力をいただいたが、これからもお願いしたい。 さて、日本では17~19世紀にかけて、外国との往来を極めて厳しく制限した「鎖国」と呼ばれる時代があった。 さまざまな困難を乗り越え、開国に踏み切ったのは、今から150年前だ。私たちが集まっているこの横浜は当時、 外国に向けて開かれた港の一つだ。今日では、日本で