埼玉県さいたま市桜区の上大久保中学校は、今年度からさいたま市が推進する「学校教育ファーム(学校農園)」に取り組んでいます。 校内の空き地を整備し、学校農園「ふれあい」と名付け、生徒が種まきや苗植え、除草、間引き、水やり、収穫などのさまざまな活動をします。収穫した野菜は給食の食材として使われ、全校生徒に出されました。今後は地元シェフによる給食も予定しています。 同校は今年度、全日本学校関係緑化コンクールの県代表として推薦校に選ばれました。生徒とPTA保護者、教職員らによる計画的・組織的な学校環境緑化の取り組みが評価されたものです。 学校教育ファームの目的は、地元農家の協力を得て、農業体験を通して学校での食育を推進することです。これまでの農園活動の中心に携わるのは、生徒会、整美委員会、給食委員会、ボランティア部の生徒たち。JAさいたまも、栽培法などの営農指導に協力しました。 作業に