“忍者の町”として知られる、三重県の伊賀上野。 これまでもコネタであれこれ取り上げられてきたが、ここは忍者と出会える町である。そんな伊賀上野にこんな電車があることをご存じだろうか。 その名も“忍者列車”。 これ、伊賀上野駅から伊賀神戸駅までの16.6キロメートルを繋ぐ、地元の足ともいえる電車なのだ。 そんな地元密着電車でも、あくまでもテーマは忍者。どこが忍者なのかと言えば、全てが忍者なのである。 この電車が誕生したのは平成9年。 ゆめぽりす伊賀の街びらきイベントの一環として、ペイント列車を運行することとなった。 伊賀上野といえば忍者の町。ということで、もちろん描かれるのは忍者に決定。デザインは漫画家の松本零士さんに委託し、車体の前と側面にペイントが施され、完成したのは、輝く瞳の忍者がドドン! と、描かれたペイント電車だ。 初めて見た人なら思わず足を止めてしまうこと必至。特徴的なデザインであ